片山家所有の築100年以上になる古民家を改装した物です。全てをバリアフリーにはせず、日常の家庭生活内にある段差をそのまま残し、日常生活訓練が出来るようにしています。元岡山県知事の故三木行治氏が第六高等学校から岡山医科大学(現岡山大学医学部)在学中にこの家に住み、ここから通っていました。
冬場の暖房には薪ストーブを使用しています。ecoへの取り組みだけでは無く、笠井山の灌木を利用することにより、山林の整備をしていきます。美しい笠井山の自然を守り、後世に引き継いでいきたいと考えています。また、火の周りには自然と人が集まると言われています。薪ストーブを囲んで利用者の方々の談笑が絶えない場所にしたいです。
庭からは何も遮る物が無く、岡山市内が全貌できます。よく晴れた日には瀬戸内海やその向こうにある四国の山々まで見渡せます。オープンデッキにしていますので、食事やレクレーションをする場所からそのまま出られるようにしています。天気の良い日には庭から市内を眺めながらゆっくりと食事が楽しめます。
庭の一角にあるので、浴室内からも市内が展望していただけます。浴室は介護用にしてありますので、安心して入浴頂くことが出来ます。
左上:ローイング 右上:レッグプレス
左下:レッグエクステンション
右下:ヒップアブダクション
左上:和室 右上:和室兼静養室
左下:キッチン 右下:ダイニング
建物の敷地に面して広い畑があります。地元の高齢者の方々と一緒になって野菜作りを1年中楽しめます。また、近隣では柿、栗、アケビ、ザクロ、竹の子、ワラビ、キウイ、ブルーベリー等々多くの野菜、果物が収穫できます。特に笠井山で採れる柿は非常に美味しいと有名です。収穫の楽しみや、料理作りも楽しんで頂けます。
薬師院
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大仏殿
金山寺